2015.11.30

UX Japan Forumに登壇しました

こんにちは、平野です。

11月22日(日)、九州産業大学にてUX Japan Forumを開催しました。
総計126名の方に参加いただき、昨年の名古屋以上の盛り上がりを見せたフォーラムとなりました。
福岡での開催だったに関わらず、鹿児島、宮崎など九州内からだけではなく、北は北海道、南は沖縄、さらにはカリフォルニア州から参加してくださった方もいらっしゃいました。

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私は、『「UX」はじめの一歩』と題して、実際のプロジェクトの事例をお話しました。2008年までさかのぼって、プロジェクトでのUXプロセスの実施事例、その中での成功ポイント、失敗ポイントなどを途中成果物なども見ていただきながらお話させてもらいました。

最終的にまとめあげたカスタマージャーニーマップなどのドキュメントを目にすることはあっても、そこにたどり着くまでの過程を目にすることは僕自身も少ないので、自分なりのやり方をお話させていただくことで、参加者をはじめ、色々な方のお話を聞いてみたいという想いから、そんな内容にさせてもらいました。

事例ばかりだったので、スライドをそのまま公開はできないですが、今回お話をさせていただく上で過去のプロジェクトを見返してみて色々と感じたことも多かったので、その辺りはまた改めてこの場ででも出来る範囲で公開させていただこうと思っています。
今回のスライドのまとめの部分だけ、改めて書いておこうと思います。

・学んだ手法はとにかく取り入れてみる
ゲリラでもいいので、まずは「やってみる」ことが大事だと思っています。「気付きのきっかけ」を作るためにもやってみる。
やってみて、自分の武器になれば、あとはその武器をいつどう使うかがポイントになる。

・チームは横断的に。でも、最小限で
判断/決断できる人を巻き込み、横断的なチームを作ることが大事だと思っています。
そのチーム全員が手法を知らなくても、その場に巻き込むだけでもプロジェクトは変わると思います。

・客観的な指標(仮説の裏付けデータ)を残す
その場にいない人のためにも、ただ共有するだけでなく納得できる指標は必要だと思っています。
外部指標、ユーザーの声、アンケート調査など、色々なポイントで客観的な指標を残すと意思決定もスムーズだと思います。

80名を超える方が参加した懇親会の場で、色々な立場の方とお話させていただきました。
「ハードルが高く感じていて、なかなかUXの手法を取り入れることができてなかったけど、今動いているプロジェクトで試してみようと思います」と言っていただけたのが、すごくうれしかったです。また、取り入れてみた結果も教えていただけるとさらにうれしいです。

今でも「100点満点のプロジェクト」と言い切れる物はありません。
でも、やってみないと失敗すらできません。
今よりもっといいモノを作るために、もっといいプロジェクトにするために、これからもどんどん失敗して、どんどん共有していきたいと思います。

 

当日、会場の後ろで、静岡県の常葉大学の学生にリアルタイムドキュメンテーション(RTD)を実施してもらいました。

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UX Japan Forumの前日に、九州産業大学と滋賀県の成安造形大学の学生さんとRTDの勉強会をやったらしく、勉強会の場での発見を当日のRTDに取り入れていました。
前日の発見から、すぐその翌日に新しい手法でRTDにチャレンジしている姿に、学びのスピード感、実践へのスピード感、自分たちの武器にしていくその吸収力に、僕も学ぶことが多い場でした。

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